パ・リーグこのままで委員会

御挨拶及び御注意

この度は『パリーグこのままで委員会』にお越し頂きまして、誠にありがとうございます。

当管理人は、「南海ホークス」のファンであり、今でもそうです。
これは私の幼少期、親の仕事の取引先が大阪球場だった事が大きく起因するものと思われます。

やがて、川勝オーナーの野球に対する情熱に惹かれていきました。残念ながら川勝オーナー亡き後、昭和の終わりと共にホークスは福岡に旅立ちました。



それ以来、特定の球団を応援はせず、プレイヤー同士の真剣勝負を中心に観戦しています。云わば俗に言う『野球浪人』です。何故なら、川勝氏を超えるオーナー球団が出現してないからです。現在の野球界の各オーナーを見てみると、とても情熱的とは思えず、単に『親会社の広告塔』扱いなのが残念でなりません。

０５年、新たに誕生した２球団をみてもそうです。ビジターユニは理解出来るも、ホームユニにまで企業名を入れる。野球より宣伝中心の現代野球には悲しいものがあります。

パリーグの歴史を紐解くと、それぞれの球団がもたらした影響があったからこそ成り立っていたと言えます。でなければ、未だに歴史を語ったり、贔屓の選手を応援する人が絶えない事の説明がつきません。

どの球団の選手も非常に情熱的で魅力的だ。
頭で野球をやってるんじゃない。
皆、心で、情熱でプレイしている。
それが観衆を奮い立たせ、感動させる。

それが・・・

転売先が数社あったのに「合併」を選んだ近畿日本鉄道。

「合併劇」を簡単に「単なる補強」と言い切ったオリックス。

私はファンを愚弄したこの２社を未来永劫許さないでしょう。

バファローズ、ブルーウェーブファンの生活の一部だった「野球」を奪い取った代償は一生かかっても補えるものではありません。

この「合併」が成功すれば必ずや第２の悲劇は訪れる。

（写真提供／山口さん）